アイル通信 3月「歩くこと一番の脳トレ」水野みどり

2019-04-05

~雪道の散歩でもメリット~

 

「足、大丈夫?もう歩けるの?」と、会う方々が言ってくれます。ちょうど一年前、私は階段を踏み外し、膝の皿を骨折しました。人生初の手術は、ワイヤーで皿を固定しその後、再度手術でワイヤーを取るというものでした。七ヶ月も満足に歩いていなかったせいで、すっかり足の筋力が衰えてしまいました。その間、松葉杖に慣れてしまった足は、杖なしでは最初の一歩がなかなか出ないという、頭ではわかっているのに神経と筋肉が連動しないという日が続きました。

 

脳科学者の『歩く人は脳年齢が若い』という本にこう書いてありました。

人は、一歩踏み出すごとに足の筋肉が「バランスはどうか、地面は安全か、段差はないか…」と、大量の情報を脳へと送り、脳は即座に足の筋肉へ「一歩踏み出せ」と指令を出している。その一連の作業を瞬時にやっている脳は、嵐のようにフル回転している。だから「歩くことは脳トレだ」という理論だそうです。

 

北海道の冬は、雪のために夏ほどにウォーキングをしている人を見かけません。外は寒いし、道は歩きにくい。それこそ転んで骨折をしては健康づくりどころではありませんから。ですが、雪道を歩くことにもメリットはあります。

雪道の場合、転ばないようバランスをとって歩くため、自然と足腰が鍛えられます。足腰の筋肉を使うということは、脳がフル回転しているということです。また、夏とは違い暑くはないので、ちょっと長く歩いても体力の消耗はそれほどでもありません。そして、なんといっても雪景色。ゆっくり歩きながら木々に積もった雪を見るのも楽しいものです。

 

私の足は、筋肉が落ちたせいで小走りができなくなりました。横断歩道も渡り終わらないうちに変わりそうになることもよくあります。「このままでは、いかん」と、私は雪道を歩きます。アイルにも歩いていきます。転ばないよう、ゆっくり、ゆっくり。

もうじき3月。早く来い来い、春よ来い。みなさんも散歩コースの中に、どうぞアイルを入れてください。

(NPO法人えにわ市民プラザ・アイル 理事 水野みどり)

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